作品
ストレスにはご注意をw
※花魁見習いを禿(かむろ)というのですが、禿(はげ)とも読めるわけで。
絵チャの時に出た話題でうっかり書いてしまった禿(はげ)玄冬ネタ。
「はぁ…………」
「おや、玄冬。何を溜息をついているんだね?」
「……いや、なんでもな……」
「……ああ、それかい?
うーん、また禿げた部分が広がってしまっているようだね」
(脱毛症状態で禿げてる玄冬の髪の部分を撫で撫でする鷹)
「…………っ、必要以上に髪に触るなといっただろう!」
「いけない。いけないよ、玄冬!
そんな風に神経質になるから、余計悪化するんじゃないか。
ストレスをためこむ生き方はよくないよ!」
「お前……」
「だけどね。……安心しなさい、玄冬」
(ぽん、と黒鷹が玄冬の肩に手を置きつつ)
「例え、君の禿が進行して、河童のようになってしまったとしても、君は君だ。
私は変わらず愛しているからね。
いや、河童どころかつるっぱげになってしまったとしても、私の愛は変わらないよ!」
……ぶつん。←何かが切れた音w
「そもそも……誰のせいで、ストレスがたまってると……!」
「わっ……玄冬、よしなさい!
親に手をあげるような子に育てた覚えはないよ!?」
(トリタカ形態で逃げようとする黒鷹。が、玄冬が足をとっさに掴む)
「……丁度いい。お前そのままでいろ」
「え?」
「羽をむしってやる。お前も禿げる気持ちを思い知ればいい!」
「わっ! よしなさい! 横暴だよ、玄冬!」
「五月蝿い!!」
いつ頃ネタ出したかは詳細忘れましたが、黒玄メールマガジン(PC版)の特設ページに置いていたネタです。
誰かショートマンガにしてくれませんか的なコメント入れてたら、2006年8月頭くらいに、Kさまが3ページのマンガにして下さいました。
この文章でよくぞ……!という素晴らしい出来で、今でも時折見返してニヤニヤしてます。
- 2013/09/14 (土) 11:59
- 小ネタ(小説未満)