作品
朝ごはん
パターン1:それぞれの部屋で別々に寝ていた場合。
「おい、黒鷹。朝だぞ、起きろ」
「んー……まだ、もう少しだけ」
「ダメだ。もう飯も出来ている。
冷めるし、片付かないからとっとと起きろ」
「うーん、朝ごはんなら君でいいんだけどなぁ」
「……野菜炒め、野菜スープ、野菜の包み焼きに、野菜の……」
「起きる。起きるから、野菜料理のカウントダウンはよしなさい」
「わかればいい」
(満面の笑みの玄冬と拗ね気味な黒鷹の図)
***
パターン2:一緒に寝ていた(笑)日の朝の場合。
「ん……黒鷹……おは……よう」
「おはよう。身体は辛くないかい?」
「大丈夫だ、朝食作らないと……って、待て。
お前、どこ一体触って……!」
「ん? 目の前の朝食を速やかに頂こうとしているだけだが?」
「ちょ……こら、やめ…………」
「せっかく反応してるのに勿体無いだろう?
身体も大丈夫なようだしね」
「馬鹿…………! 生理的なものなんだから、仕方な……っ……ん!」
(暗転。表ではこれ以上の描写は控えますw)
***
以上、黒親子宅の朝食前の風景をお届けいたしましたv
2005/05/27 up
「amourette@718」(お題配布終了)で配布されていた
「食に関する10のお題」よりNo3を使って書いた話。
あえてレポ風仕上げ。
- 2013/09/15 (日) 00:04
- 黒玄
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