作品
透けて見える夜だけの貴方の顔
「黒鷹……っ……く……ろた…………!」
「いるよ、私は、ここ……にっ……!」
昼間はちびたちを甘えさせて、あの子達を受け止める君が、夜は私に甘えて、縋ってくる。
ちびたちには親の顔で、私には子の顔で。
繋がった状態で私を求める君は、艶っぽい顔なのに、どこか幼い子のように
無邪気な表情。
そのアンバランスさがたまらなく愛しい。
時々日中でもその表情が垣間見えて、抱きたくて困る時があるよ。
きっとそういう風に甘えてくる君に私も甘えているんだろう。
ねぇ、君には私の表情はどう写っているんだい?
2005/04/02 up
一日一黒玄でやっていたものから。
恋をした2人のためのお題 -10 for lovers-(閉鎖)が配布されていたnoir 4より。
子の顔で、とは書いたものの、普通一般の親子はしないからこういうこと!とは後で自分でも思いましたw
でもって、年齢制限するには微妙。
- 2013/09/14 (土) 11:09
- 年齢制限有