作品
髪の毛の長い理由
※時間軸は第03話冒頭と同時期くらい。
「なぁ、何で今回こんな長い髪になっているんだ、俺は」
↑過去の記憶が戻った直後、髪の状態にふと気付いて疑問に思ったらしい。
「せっかく女の子に生まれたんだ。
髪くらい伸ばしてみたっていいじゃないか」
「どういう理屈だ。それは」
「わかってないね、玄冬。
女性の長い髪がシーツにこぼれてうねったり、胸の谷間に貼りついたりするのを見るのは男のロマンなのだよ！」
「……お前の言うことは訳がわからない。
長いと鬱陶しいから切っていいか？」
「ダメだ！ お父さんは許さないよ！！
せっかく腰まで綺麗に伸ばしたんだ。それより短くするのは許さない。
髪のまとめ方を教えるから、邪魔な時はまとめるようにしなさい。いいね」
「………………」
↑溜息しつつ、剣幕に諦めたｗ
＊＊＊
過去の記憶戻った直後の玄冬は、性別の違いによって、髪や服も変えていたことにちょっと疑問ではあったものの、今回の女の子として育てられている分の記憶もそのままあるので、そんなものなのかと最終的には納得してしまったようです（笑）
納得した背景には、今回の女の子状態で小城に暮らしていた時に、鷹が日々色んな髪型をさせて楽しんでいたり、洋服もバリエーション増やして着せていたのもあるようで。
何だかんだで鷹に甘い玄冬は負けたというｗ
2005/06/13 up
言葉の欠片からリライト。
- 2008/01/01 (火) 00:25
- 第一部：番外編